第29回地域経営学会研究会の開催(2018.3.10青森県青森市)

日程:2018年3月10日(土)

場所:青森県青森市

日時:3月10日(土) 11:00~15:30
会場:モヤヒルズ(青森市) 

テーマ:インバウンド観光、地域経営、自治体経営を考える    
    ~ 八甲田、モヤヒルズの地域イノベーション

内容:
青森市におけるモヤヒルズ(第3セクター)は、これまで地域のファミリーゲレンデとして多くの市民に親しまれてきているが、今年、アジアからの観光客が多く訪れるようになりインバウンド観光地としても脚光を浴びつつあります。特に、市内中心から近く、八甲田や浅虫からも遠くない距離にあるため、今後インバウンドスポーツ観光のハブ的な位置を占めることができるでしょう。今回は、八甲田・モヤヒルズの地域イノベーションを考える第3弾として、スキーハイクを活用したインバウンド向けアクティビティプラン(会場:モヤヒルズキャンプ場)について講師を招いて実施し、モヤヒルズにおける冬期インバウンドスポーツ観光の魅力と可能性を地域経営の観点から実践的に検討していきます。
※スキーハイク:スキーとスノーシューの良いところだけを合わせてつくられた山歩き用のアイテム。

企画:
国際研究フィールドワーク 11:00~13:30 
 [スノーハイク/モヤヒルズキャンプ場]

国際公開講座 14:00~15:00
 [モヤヒルズ建物3階会議室]

国際研究会(ワークショップ)15:00~15:30
 [モヤヒルズ建物3階会議室]
    
講師・フィールドワーカー: 青森スノーランド活性化協議会事務局長 盛 健一氏
コーディネーター:青森公立大学 遠藤 哲哉

講座全体趣旨:
近年、地域経営の視点からするインバウンド観光(訪日外国人観光、日本へ向かう様々なベクトル)に焦点が当てられてきています。地域経営とは、地域社会における様々な経営主体の経営努力をベースに、全体として活性するマネジメント(相互関係のあり方)です。冬期観光では、世界的に八甲田の樹氷とパウダースノーへの評価が高まっており、その麓であり第3セクターを擁するモヤヒルズの振興と併せ、青森市、青森県の地域経営に期待が集まっています。
本国際公開講座の目的は、世界の研究者・専門家(その道のプロフェショナル)に青森での国際研究会・会議ツアー(コミュニティMICE)の機会を提供し、異文化交流と地域をベースとした国際ビジネス振興の可能性を探ることです。この企画を通じて、国際的視点から青森の潜在的魅力を掘り起こし、多くの海外からの方々に青森滞在の良さを体験し、リピーター(研究・ワークショップイベントへの再参加、観光再訪問者)になってもらうことを目指しています。
また、国際ワークショップでは、国際公開講座の前後で、日本の研究者、実践家、学生が参加し、地域経営の視点からインバウンド観光とコミュニティMICEの可能性を探っていきます。当日は、八甲田とモヤヒルズ(今回はモヤ)において、フィールドワーク・ワークショップを行ないつつ、実践的に課題の整理と今後への展望について意見交換を行ないます。

参加申し込み:
学会事務局まで(開催案内をご覧ください)

【資料1】開催案内